九州歴史科学研究会HP

九州歴史科学研究会は、現代社会の諸問題に目を向けつつ歴史学の科学的発展に寄与することを目的として1971年7月に創立された学術団体です。年に5・6回程度の例会(研究報告、シンポジウム、書評会など)を開催するとともに、雑誌『九州歴史科学』を年一回発行しています。 歴史研究者のみならず、周辺諸学の研究者や教員・学生・市民を交参加者それぞれの視点から専門を超えた学際的議論が交わされる点が特徴です。 皆様のご参加をお待ちしております。連絡先:kyurekiken☆gmail.com(☆を@に変更)

九州歴史科学研究会共催イベントのお知らせ

第3回 大学の未来を考える講演討論会

       テーマ:イスラム国出現が示す中東の秩序崩壊

       イラク戦争の後遺症ー
  講演:酒井啓子千葉大学教授、国際政治学)
  日時:2016年7月16日(土
      15:00~17:00
  会場:福岡大学A棟A101教室
  
  主催:平和を愛する福岡大学人の会
     九州歴史科学研究会
  問い合わせ先:林政彦 福岡大学理学部 内線6168
  連絡先:fukudaiheiwa@yahoo.co.jp

◆九州歴史科学研究会7月例会のおしらせ

 

◆九州歴史科学研究会7月例会のおしらせ
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◇2016年7月2日(土)14時~17:30ごろ(※時間にご注意ください)
◇会場:西南学院大学学術研究所大会議室(※会場にご注ください)

 テーマ:イギリス史特集 
 古城真由美(福岡大学
 「15世紀イングランドにおけるジョン
    ・パストンの「大陸」経験について」

 松隈達也(福岡大学
 「19世紀前半、工都マンチェスタのデザイン学校」

 三時眞貴子(広島大学
 「前世紀転換期マンチェスタにおける浮浪児の包摂
      と教育ープリース姉妹(Kate & Susan Preece)の経験からー」
 
 今回は、「イギリス史」をめぐる最新の研究成果をお三方にご報告いただく運びとなりました。
     所属・専攻にとらわれない九歴研らしい議論になることが予想されます。
できるだけ多くの方のご参加をお待ちしております
 
※当日の12:00より運営委員会を開催します。
関係者は出席して下さい。議題は例会計画等です。

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◆今後の例会の予定
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次回の例会は4月例会「音楽史特集」の再開、
次々会の例会は今井宏昌著『暴力の経験史』の書評会を予定しております。

熊本被災史料レスキューへの支援のお願い

 このたびの熊本地方の地震により亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたしますとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。

 

 現在、本会と連携しております「歴史資料ネットワーク(史料ネット)」のHPにて、「2016年熊本地震による被災歴史資料保全活動への支援募金が呼びかけられております。

 

 この募金は、現地の歴史研究者の方々を中心に本年4月23日に結成された「熊本被災史料レスキューネットワーク(熊本史料ネット)」による現地での被災歴史資料・文化財の救済保全活動を、少しでも円滑に進めるべく開始されたもので、当面のあいだ、事務手続きは神戸に本拠地を置く史料ネットの方々が代行されるとのことです。

 

 詳細は、下記HPをご覧ください。

siryo-net.jp

 

 すでに報道されているように、被災地復興はまだ始まったばかりであり、さらに余震や大雨など予断を許さない状況が続いておりますが、そうしたなかでも、熊本史料ネットの方々は、被災した歴史資料の保全に日夜全力で取り組まれています(現地の様子については、史料ネットによる4/26熊本市訪問報告をご参照ください)。

 

 熊本史料ネットの活動を支援し、少しでも多くの文化財・歴史資料を救済・保全するためにも、どうか皆さまのご協力をお願い申し上げます。

                                       九州歴史科学研究会事務局