九州歴史科学研究会HP

九州歴史科学研究会は、現代社会の諸問題に目を向けつつ歴史学の科学的発展に寄与することを目的として1971年7月に創立された学術団体です。年に5・6回程度の例会(研究報告、シンポジウム、書評会など)を開催するとともに、雑誌『九州歴史科学』を年一回発行しています。 歴史研究者のみならず、周辺諸学の研究者や教員・学生・市民を交参加者それぞれの視点から専門を超えた学際的議論が交わされる点が特徴です。 皆様のご参加をお待ちしております。連絡先:kyurekiken☆gmail.com(☆を@に変更)

『九州歴史科学』39号(2011年11月)

論文

太田 出
 太湖流域漁民信仰雑考―楊姓神・上方山大老爺・太君神を中心に―
鐘ヶ江賢二
 博物館と一般市民との関係性構築に向けて―欧米の考古学系博物館における議論の整理を通じて―

書評

花田洋一郎
 山田雅彦編『市場と流通の社会史I―伝統ヨーロッパとその周辺の市場の歴史―』
松隈達也
 井野瀬久美惠編『イギリス文化史』

シンポジウムの記録 辛亥革命100年を機に東アジアを考える

野田真衣
 はじめに
曽田三郎
 辛亥革命100周年―日本と中国―
黒木彬文
 安重根幸徳秋水―日本政府により断ち切られた日本、朝鮮、中国の東北アジア平和への道―