九州歴史科学研究会HP

九州歴史科学研究会は、現代社会の諸問題に目を向けつつ歴史学の科学的発展に寄与することを目的として1971年7月に創立された学術団体です。年に5・6回程度の例会(研究報告、シンポジウム、書評会など)を開催するとともに、雑誌『九州歴史科学』を年一回発行しています。 歴史研究者のみならず、周辺諸学の研究者や教員・学生・市民を交参加者それぞれの視点から専門を超えた学際的議論が交わされる点が特徴です。 皆様のご参加をお待ちしております。連絡先:kyurekiken☆gmail.com(☆を@に変更)

雑誌『九州歴史科学』第43号(2015.12)

        論文

 

朴正煕記念事業にみる記憶実践

―「朴正煕大統領記念・図書館」

        建設過程における言説―     大和裕美子(1)

 

草創期文化同盟の群像(一九四五―一九四七)

―SBZにおける知識人たちとナチズムー     伊豆田俊輔(22)

 

       研究動向

 

山田耕筰研究の動向と現実性            栫 大也(51)

 

「政治の野蛮化」と義勇軍経験

第一次世界大戦後ドイツにおける

     「暴力の連続性」をめぐって―      今井宏昌(68)

 

       書評

 

尾道 博著『近世日朝流通史の研究

     ~博多―対馬―釜山海域流通圏の構築~』 重松正道(88)

坂本優一郎 著『投資社会の勃興

     ―財政金融革命の波及とイギリス―』   松塚俊三(94)

 

彙 報                       事務局(101)