九州歴史科学研究会HP

九州歴史科学研究会は、現代社会の諸問題に目を向けつつ歴史学の科学的発展に寄与することを目的として1971年7月に創立された学術団体です。年に5・6回程度の例会(研究報告、シンポジウム、書評会など)を開催するとともに、雑誌『九州歴史科学』を年一回発行しています。 歴史研究者のみならず、周辺諸学の研究者や教員・学生・市民を交参加者それぞれの視点から専門を超えた学際的議論が交わされる点が特徴です。 皆様のご参加をお待ちしております。連絡先:kyurekiken☆gmail.com(☆を@に変更)

『九州歴史科学』第50号

              研究ノート

 ヴァイマル期「同性愛者」の自己表象と「大戦の語り」

  ー雑誌『友情(Die Freundschaft)』を手がかりにー  松口 優花(1)

            研究動向・展望

 ポーランド史における近世史と近代史の架橋に向けて

  ー井内敏夫の近著から考えるー           福元 健之(37)

                書 評

 林 忠行著

 『チェコスロヴァキア軍団ーある義勇軍をめぐる世界史』辻河 典子(53)

                特 集

 中・東欧史から世界史を考えるー「王のいる共和政」からポスト社会主義へー

 はじめにー趣旨説明                 今井 宏昌(61)

 「王のいる共和政」から「王のいない共和政」へ

  ー立憲君主政と民主共和政をめぐる一九~二〇世紀史への展望

                           中澤 達哉(64)

 一九一八年ポーランドの独立をめぐる諸問題

  ―ジェチポスポリタ(共和国)の革命?―      福元 健之(75)

 ポスト社会主義と「東/西」の境界

  ー現在の民主主義の多様性を手掛かりとしてー    神原ゆうこ(83)

 彙 報                       事 務 局(91)

              九州歴史科学研究会

               2022.12