九州歴史科学研究会HP

九州歴史科学研究会は、現代社会の諸問題に目を向けつつ歴史学の科学的発展に寄与することを目的として1971年7月に創立された学術団体です。年に5・6回程度の例会(研究報告、シンポジウム、書評会など)を開催するとともに、雑誌『九州歴史科学』を年一回発行しています。 歴史研究者のみならず、周辺諸学の研究者や教員・学生・市民を交参加者それぞれの視点から専門を超えた学際的議論が交わされる点が特徴です。 皆様のご参加をお待ちしております。連絡先:kyurekiken☆gmail.com(☆を@に変更)

『九州歴史科学』第51号

              九州歴史科学

               第51号

 

              小特集

          戦争から見るイギリス大西洋帝国

  小特集にあたって                     (1)

              論文

  ジェンキンズの耳戦争(1739-42)における北米植民地の軍事動員

  -マサチューセッツ植民地における募兵過程の分析-

                          森 丈夫(14)

  ジェンキンズの耳戦争~ジョージ王戦争期(1739-48)における

   イギリス海軍強制徴募の「合法性」をめぐって

   ーマサチューセッツ植民地ボストンの事例-   高橋 毅(45)

            研究動向・展望

   日本軍「慰安婦」制度をめぐる記憶の戦争/連帯

   -林志弦『犠牲者意識ナショナリズム』から考える―中村 理香(76)

              書評 

   大津留 厚 著

  『さまよえるハプスブルクー捕虜たちが見た帝国の崩壊』舘 葉月(91)

             7月例会企画の記録

             ナショナリズムと身体・体育

   趣旨説明                   福元 健之(99)

   汎愛主義者グーツムーツの<軍事教練>     田口 武史(102)

   ー「生政治」としての近代体育-          

   ナショナリズム研究の課題と「身体の国民化」  姉川 雄大(113)

   コメント                   三ツ松 誠(128)

   彙報                     事務局  (136)

 

               九州歴史科学研究会

                  2023.12

   

九州歴史科学研究会3月例会のおしらせ

◆九州歴史科学研究会3月例会のおしらせ
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合評会(九州歴史科学研究会・東欧史研究会共催)

衣笠太朗著『ドイツ帝国の解体と「未完」の中東欧 第一次世界大戦後の

オーバーシュレージエン/グルヌィシロンスク 』 (人文書院、2023年)

日時:2024年3月9日(土)14:00-16:00

 会場:福岡大学7号館721教室(ハイブリッド開催)
 評者:吉岡潤(津田塾大)、井上暁子(熊本大)
 リプライ:衣笠太朗(神戸大)

   九歴研・東欧史研会員の方以外で参加をご希望の方はkyurekiken☆gmail.com(☆を@に変更) までメールにてお問い合わせ下さい。

   

九州歴史科学研究会2月例会のお知らせ

九州歴史科学研究会2月例会

2024年2月17日()、14時から開催、

福岡大学A202教室/オンライン・ハイブリッド開催

共催:東洋史学研究会

 

報告予定者および仮題:

伊藤幸司(九州大学)「室町幕府による異国通交の特質」

山内晋次(神戸女子大)「博多津石積遺構からみえてくる諸問題(仮)」

 

ご参加される方は以下のメールアドレスにご連絡下さい。

kyurekiken@gmail.com