九州歴史科学研究会HP

九州歴史科学研究会は、現代社会の諸問題に目を向けつつ歴史学の科学的発展に寄与することを目的として1971年7月に創立された学術団体です。年に5・6回程度の例会(研究報告、シンポジウム、書評会など)を開催するとともに、雑誌『九州歴史科学』を年一回発行しています。 歴史研究者のみならず、周辺諸学の研究者や教員・学生・市民を交参加者それぞれの視点から専門を超えた学際的議論が交わされる点が特徴です。 皆様のご参加をお待ちしております。連絡先:kyurekiken☆gmail.com(☆を@に変更)

九州歴史科学研究会10月例会のお知らせ

米騒動・大戦後デモクラシー百周年研究会(第一回)

         二〇一七年一〇月七~九日

               北九州市立大学北方キャンパス(北九州市小倉北方四--)

                                         米騒動史研究会 九州歴史科学研究会主催

 

第一次大戦末の米騒動、朝鮮の三・一独立運動、中国の五・四運動の百周年が近づいています。

実質米価率(米価上昇率を賃金上昇率で割ったもの)の急騰、それに応ずる鉱工業地帯での賃上げ騒擾(争議・暴動)大都市での消費者運動の急増が一九一七年端境期(はざかいき)まっていることが、最近指摘されています。したがって米産地であ移出地帯富山県一八年夏の移出反対米騒動のはじまりとして来たのは根拠がなく実は大消費(移入)地帯である鉱工業地帯・大都市で一年も前から始まっていたことになります。そしてそのトップをきるのが筑豊炭田、例えば福岡炭坑の暴動(一七年八月)です。したがって北九州は米騒動の始動地でもあったわけで、そこから関門・広島湾にかけてのシベリア出兵の乗船地帯の米騒動が最も激化し、多くの炭坑労働者の生命の犠牲の上に、寺内内閣が倒され大戦後デモクラシーの扉が開かれたことは大きな意義をもちます。百周年研究集会をこの地域から始めさせて頂く所以です。こぞってご参集下さることを期待しております。

 

       開場一〇月七日一二時   開会 同一三時

 

開会あいさつ  九州歴史科学研究会 森丈夫

米騒動百周年と研究の新局面             井本三夫

日本の米騒動と中国                 堀地明(北九州市)

米騒動山口県・長州閥               井竿富雄(山口県立大)

近代における北九州労働者の社会的・経済的特質    土井徹平(北九州市)

ドイツ史からのコメント               今井宏(九大)

朝鮮の三・一独立運動米騒動期           渡引礼

大戦後の東アジア(五・四運動期中国・台湾・東南アジア・日本国内など) 各氏分担

コメント                      森丈夫など       

他にもご発表を依頼中なので後日加えさせて頂きます。発表をご希望の方は米騒動史研究会(井本) 

 Eメールimoto-mt@jcom.home.ne.jp 宛ご連絡下さい。

         

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雑誌『九州歴史科学』第44号(2016.12)

                                    論文

日論戦争における福岡俘虜収容所  久保知里(1)

統一ヨーロッパ・アメリカ委員会とヨーロッパ運動 1948-1951年――欧州統合構想をめぐる関係の変遷―― 高津智子(39)

 

                                                      書評

I・H・グルード著、森丈夫監訳『アメリカ帝国の胎動――ヨーロッパ国際秩序とアメリカ独立』 鰐淵秀一(60)

R・ミュールホイザー著、姫岡とし子監訳『戦場の性――独ソ戦下のドイツ兵と女性たち――』 清水雅大(68)

 

                                          シンポジウム記録

「海域」としての東アジア世界――交流・漂流・密貿易をめぐって――

はじめに (76)

海域交流の担い手 倭人倭寇 関周一(79)

博多―対馬―釜山海域における商品流通の意義について 尾道博(101)

朝鮮漂流民の送還――対馬藩田代領の対応を中心として―― 重松正道(126)

 

彙報 事務局(141)

 

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九歴研よりのお知らせ:北海道歴史研究者協議会6月例会のご案内

日 時:2017年6月10日(土) 14:00-17:00
   会場には13:30から入室できます。
 
場 所:北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟(通称W棟)
   W516号室
 
書 評:官田光史著『戦時期日本の翼賛政治』吉川弘文館、2016。
   定価9000円(税別)
 
報告者:木村聡北海道大学大学院文学研究科修士課程)
著者も来られます。
 

 

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