米騒動・大戦後デモクラシー100周年研究会(第1回)
の詳細日程
<主旨>
実質米価率(
米価上昇率を賃金上昇率で割ったもの)の急騰、
それに応ずる鉱工業地帯での賃上げ騒擾(争議・暴動)、大都市での
消費者運動が1917年端境期はざかいきから急増して
いることが、最近指摘されています。
したがって米産地である移出地帯の
富山県の18年夏の移出反対を
米騒動のはじまりとして
来たのは根拠がなく、事実は大消費(移入)地帯である鉱工業地帯・
大都市で一年も前から始まっていたことになります。
そしてそのトップをきるのが
筑豊炭田、例えば福岡炭坑の暴動(
17年8月)です。したがって北九州は
米騒動の始動地でもあったわけで、そこから関門・
広島湾にかけての
シベリア出兵の乗船地帯で
米騒動が最も激化し、
多くの炭坑労働者の生命の犠牲の上に、
寺内内閣が倒され大戦後デモクラシーの扉が開かれたことは大きな意義をもつものです。
100周年研究会をこの地域から始めさせて頂く所以です。
こぞってご参集下さることを期待しております。
<主催>
<日程と会場>
2017年10月7~8日 研究発表会
※研究発表会会場への交通案内とキャンパスマップはリンク参照、本館は最高層の建物
※大学へは公共
交通機関でお越し下さい。
自家用車の駐車スペースはありません。
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<★報告者各位(重要通知)★>
①一人あたり、報告時間50分、討論20分の計70分でお願いします。
②当日の配付資料は50部ご用意下さい。当日の印刷は不可です。
③スライドはパワーポイント利用可、ファイルをお持ち下さい。
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<報告スケジュール(一部題目は仮題)>
10月7日(土)12時開場 本館D304号教室
13時
開会挨拶 九州歴史科学研究会 森丈夫
13時10分~14時20分
米騒動百周年と研究における新局面 井本三夫(
米騒動史研究会)
14時30分~15時40分
15時50分~17時
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10月8日(日)9時30分開場 本館D304号教室
10時~11時10分
近代における北九州労働者の社会的・経済的特質 土井徹平(
北九州市立大学)
11時20分~12時30分
12時30分~13時30分
昼食休憩
※休日のため大学周辺の食堂は休みが多いため、昼食をご用意下さい。
近くにコンビニがございます。
13時30分~15時
東アジアの大戦後デモクラシー(五・四運動期中国・東南アジア・
シベリア・日本国内など) 各氏分担
15時
閉会挨拶 堀地明
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9時30分にJR
小倉駅3階新幹線改札口前にて集合、
16時に
小倉駅に帰着解散予定
※詳細は研究会当日にアナウンス、また決まりしだい本サイトにお知らせします。